長かった春休みもようやく終わり、学校が始まってほっとしている親御さんも多いのではないでしょうか。
買い物帰りには、真新しいスーツに身を包んだ新社会人らしき人を見かけ、みんなそれぞれの新生活が始まったんだなと感じました。
そんな我が家でも、この春から小学校で新しい変化があります。
それは 授業時間の変更。
4月から、これまでの45分授業が 40分授業 に切り替わります。
この取り組みは文部科学省が進める実験的な導入で、全国一斉ではなく一部の学校で試行されているものです。
子どもが通う小学校もその対象となり、学校から詳しい案内文が届きました。
授業時間が短くなると、学習量や集中力、放課後の過ごし方はどう変わるのでしょうか。
今回は、学校からの文書と文科省の資料をもとに、親として知っておきたいポイントをまとめました。
40分授業はなぜ導入されるの?
40分授業は、単に授業を短くするのではなく、学びの質を高めるための再設計 として導入されています。
学校文書と文科省資料で共通していたポイントは次の3つです。
① 子どもの集中力に合わせた授業づくりのため
小学生の集中力は15〜20分程度と言われています。
45分授業では後半に集中が切れやすく、理解が追いつかないこともあります。
40分にすることで、
- 集中しやすい
- テンポよく進む
- 授業後にしっかり休憩できる
といった、集中力に合わせた授業設計 がしやすくなります。
② 探究的な学びや体験活動を増やすため
生まれた時間を使って、
- 興味に合わせた探究学習
- 地域とつながる体験活動
- グループでの話し合い
- 表現活動
など、自分で学びを深める学習 を増やす狙いがあります。
③ 教師の教材研究や児童理解の時間を確保するため
40分授業により、先生たちが
- 子どもの理解度を把握する
- 教材研究を深める
- 指導方法を工夫する
といった時間を確保でき、結果的に授業の質向上につながります。
45分→40分になると何が変わる?
ここからは、実際に子どもや家庭に起きる“変化”に絞ってまとめます。
① 授業のテンポが良くなり、集中しやすくなる
- だらける時間が減る
- 最後まで集中しやすい
- 「ついていける」感覚が持ちやすい
短くなる=損ではなく、集中できる時間に合わせる という考え方です。
② 休み時間はこれまで通り(うちの学校の場合)
うちの学校では 休み時間は変更なし。
そのため、授業時間の調整は 給食時間の5分短縮 で行われます。
食べるのがゆっくりな子は、慣れるまで少し気をつけたいところです。
③ 下校時刻が早まる(うちの学校の場合)
40分授業の導入により、
これまでより下校が早くなる と案内がありました。
- 学童の開始時間
- 習い事の送迎
- 家での過ごし方
- 夕方のタイムスケジュール
家庭側でも少し調整が必要になりそうです。
ただ、早く帰ってくることで 子どもが疲れにくくなる・家庭での時間に余裕が生まれる
というプラス面もあるため、しばらく様子を見ながら対応していきたいところです。
④ 生まれた時間が探究・個別学習に回される
40分授業で生まれた“ゆとり時間”は、
- 興味に合わせた探究学習
- 地域とつながる体験活動
- グループワーク
- 表現活動
- タブレットを使った個別学習
などに活用される予定です。
文科省が重視する「主体的・対話的で深い学び」を実現するための時間でもあります。
⑤ 宿題や学習量は学校によって変わる可能性
文科省は「指導内容を精選すれば学力は維持できる」としていますが、実際の運用は学校によって差が出る可能性があります。
親として感じるメリット
40分授業の導入は、制度としてのメリットだけでなく、親の立場から見ても「良さそう」と感じる点があります。
① 集中力が続きやすい
40分授業になることで、
- 授業のテンポが良くなる
- 最後まで集中しやすい
- 「ついていけない」が減る
といった効果が期待できます。
理解が追いつかないまま終わる場面が減るのは安心ポイントです。
② 帰宅後の疲れが軽くなる
授業がコンパクトになることで、子どもが帰宅したときの疲れ方が少し変わるかもしれません。
- 宿題に取りかかりやすい
- 習い事や遊びの時間に余裕ができる
- 夕方の“ぐずぐずタイム”が減る可能性
家庭での過ごし方にも良い影響がありそうです。
③ 先生が子どもをよく見てくれる時間が増える
40分授業の導入で先生の教材研究や児童理解の時間が確保されます。
- 子どもの理解度を丁寧に見てもらえる
- 授業の質が上がる
- 個別フォローが増える
先生の余裕は、子どもの安心にもつながります。
気になる点・不安
40分授業にはメリットも多い一方で、親として「ここはどうなるんだろう」と感じる部分もあります。
学校文書や文科省の資料を読んだうえで、私自身が気になった点をまとめました。
① 学習量は本当に確保されるの?
授業が5分短くなることで、「教える内容が減るのでは?」という不安はどうしても出てきます。
文科省は “指導内容を精選し、重要な部分に集中すれば学力は維持できる”
としていますが、実際にどう運用されるかは学校によって差が出る可能性があります。
しばらくは、子どもの理解度や宿題の様子を見守りたいところです。
② 宿題は増えるの?
授業時間が短くなる分、「宿題で補うのでは?」という心配もあります。
現時点では学校から明確な説明はありませんが、
- 単元の進み具合
- 子どもの理解度
- 学年ごとの方針
によって、宿題の量が変わる可能性はあります。
③ 下校時間や放課後の過ごし方はどう変わる?
40分授業になることで、うちの学校では下校時刻がこれまでより早くなる と案内がありました。
授業がコンパクトになる分、1日の時間割全体を調整した結果、下校が早まる形になったようです。
そのため、
- 学童の開始時間とのズレ
- 習い事の送迎時間の見直し
- 家での過ごし方の変化
- 夕方のタイムスケジュールの調整
こうした部分に、家庭側でも少し工夫が必要になりそうです。
ただ、早く帰ってくることで子どもが疲れにくくなったり、家庭での時間に余裕が生まれたりするというプラス面もあります。しばらく様子を見ながら調整していきたいところです。
まとめ
40分授業の導入は、単に授業時間が短くなるだけではなく、子どもたちの学び方そのものを見直すための取り組み だと感じました。
学校からの案内文や文科省の資料を読むと、
- 集中しやすい授業づくり
- 探究活動や体験学習の充実
- 個別最適な学びの時間
- 先生の教材研究や児童理解の時間確保
といった、子どもにとってプラスになる要素が多く含まれています。
一方で、
- 学習量はどうなるのか
- 宿題は増えるのか
- 下校時間や生活リズムの変化
など、実際に始まってみないと分からない部分もあります。
新年度は環境の変化が多い時期なので、しばらくは子どもの様子を見守りながら、学校からの情報も確認していきたいと思います。
40分授業が、子どもたちにとって「学びやすい」「楽しい」 と感じられる時間になりますように。
そして、実際に始まってからの変化も、また記事にまとめていく予定です。
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